2011年からスタートした「ケニアの子どもたちに車椅子を届けよう!」キャンペーン。
皆さまのおかげで、アフリカ・ケニアの生産者団体「ボンボルル・ワークショップ」へ 78台分の車椅子を贈ることができるほど、アクセサリーををお買上げいただきました。(2012年11月15日現在)
あたたかいご支援に心からお礼申し上げます。
ありがとうございます。
しかし、依然としてケニアの情勢は厳しく、「ボンボルル・ワークショップ」でも、スタッフのリストラを余儀なくされています。
こんな時に真っ先に守らなくてはならないのは体に障害を持つ人たちの雇用です。
このキャンペーンの車椅子は生産者団体の手によりつくられるため、さらに新たな雇用を 生み出すことができます。私たちは、この車椅子をつくるための寄付を行うことで、彼らの 雇用を守りたいと思います。
今年も残すところあと1カ月半ですが、 クリスマスに向けて私たちはあと22台、計100台をケニアに贈りたいと願っています。
昨年実施した、「ケニアの子どもたちに車椅子を届けよう!」キャンペーンでは、多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。
期間中に739個のボンボルル・ワークショップのアクセサリーをご購入いただきました。車椅子7台分をつくるための寄付をピープル・ツリーよりボンボルル・ワークショップへ行います。
みなさんのご支援により、障害を持つ子どもたちに車椅子が届けられ、彼らが自分の意思で動けるようになるだけでなく、ボンボルル・ワークショップで車椅子をつくる職人も仕事の機会を得ることができます。
現地からの報告や写真が届きましたら、ウェブサイトなどで追ってお知らせいたします。
2月17日(金)からこのキャンペーンを再開します。
ボンボルル・ワークショップのアクセサリーをお買い上げいただくと、100個につき、ケニアの体が不自由な子どもたちに車椅子を1台プレゼントいたします。
引き続き、あたたかいご支援をよろしくお願いいたします。
※ 2月下旬より、ボンボルル・ワークショップからの春夏の新作もお届け予定です!
どうぞお楽しみに。
ボンボルル・ワークショップのアクセサリーはこちら≫:http://www.peopletree.co.jp/shopping/acce/bom1.html
ケニアの生産者団体「ボンボルル・ワークショップ」から、秋冬のおしゃれを彩る美しいアクセサリーのコレクションが届きました。
ひとつひとつが職人により手づくりされた、スペシャルなアイテムたちです。ボンボルル・ワークショップのアクセサリーをお買い上げいただくと、100個につき、ケニアの体が不自由な子どもたちに車椅子を1台プレゼントすることができるキャンペーンを展開します。
途上国で障害を持った人が暮らしていくのは、並大抵のことではありません。ケニアでも、障害を持った人とその家族が路上で物乞いをしている姿をよく見かけます。国自体が貧しく、体の不自由な人たちに十分な医療や福祉、教育や雇用を提供することができないのです。
ボンボルル・ワークショップは、そのような状況を変え、障害を持った人の自立を支援するために40年ほど前に設立されました。体に障害を持つ人たちにアクセサリーづくりや革細工、彫刻などのトレーニングを提供し、彼らが技術を身につけ自立することで貧困から脱し、尊厳を持って生きられるよう支援しています。また、生産者への保険サポートや子どもの保育サービスも提供しています。ボンボルル・ワークショップはWFTO(世界フェアトレード機関)に加盟しており、現在100人ほどが働いています。
昨今の世界的な不景気が影響を与えたのは、先進国の大企業ばかりではありません。ボンボルル・ワークショップのような小さな組織でも、海外からの注文が減り、苦しい経営状態が続いています。加えて、2008年の選挙後の暴動で、ケニアの観光業は大きな打撃を受けました。観光客からの収入に運営資金の多くを頼っていたボンボルルでも、売上が大きく落ち込み、今後が心配されています。
ボンボルル・ワークショップの15年以上のパートナーであるピープル・ツリーも、ボンボルルの置かれている状況をよくするために、少しでも力になりたいと思い、今シーズン、イヤリングやネックレス、ブレスレットなど、真鍮の美しいコレクションをつくりました。そのひとつひとつが、ボンボルル・ワークショップの職人によって、丁寧に手作りされたアイテムです。
本キャンペーンでは、ボンボルル・ワークショップのアクセサリーが100個売れるごとに、ピープル・ツリーから三輪の車椅子1台をつくるための寄付を行います。アクセサリーをお買いあげいただくと、ケニアの子どもたちへの支援も同時に行うことができるのです。この車椅子があることで、体に障害を持つ子どもたちが自分の意思で移動できるようになり、そしてまた、この車椅子自体もボンボルル・ワークショップ内の作業所でつくられるため、さらに新たな雇用を生みだすことができるのです。