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エル・セイボのメンバーにインタビュー!

これまでピープル・ツリーの生産者団体を数多く訪れ、生産者が生き生きと働く姿を撮影してきたフォトグラファーのミキ・アルカルデさんが、ピープル・ツリーのフェアトレード・チョコレートに使われているカカオ豆の生産者団体のひとつ、「エル・セイボ」をボリビアに訪ねました。

カカオ農家と直接会い、インタビューを行ったミキさんは「エル・セイボで働く人びとにある確かな未来が、途上国と呼ばれる国でここまで実現できるとは驚きだった」と語ります。フェアトレードや有機農法が、生産者の暮らしをどのように変えてきたのか、写真とインタビューでご覧ください。


フェアトレードに加えて、ピープル・ツリーでは化学農薬を使わずに自然と調和したオーガニック農法で育てられた原料を使う商品の生産支援や商品開発、販売に取り組んできました。コットンの生産国インドでは、農薬をたくさん使う農法で期待したコットンなどの収穫量を上げられず、農産物の市場価格の暴落で、農薬や種を購入した借金を返せずに自殺する農民が、コットン農家を中心に12年間で約20万人もいるという状況があります。また、生産にかかる費用をおさえるため、児童労働が行われているコットン農園もあります。

フォトグラファーのミキ・アルカルデさんとアルト・ベニ地方(標高400m)に広がる風景

Interview #1

ペドロ・ベルナベさん(62歳)

■ 名前と年齢
ペドロ・ベルナベさん(62歳)

■ エル・セイボに入った理由と時期
エル・セイボが創設される4年前の1974年に協同組合を初めて結成しました。それまではいつも不利な状況に追いやられていました。1974年から1978年までは、生産物を民間企業に売っていましたが、彼らは自分たちの有利になるように豆を測ったり、支払いが遅れることもありました。

■ エル・セイボのメンバーになって、暮らしや家族の状況はどう変わりましたか。
新しいことをたくさん学び、農家として成長しました。もうつけこまれる心配がありません。

■ 日本のお客様へのメッセージ
ピープル・ツリーのチョコレートが、私を含めこのコミュニティの農家が生産したココアを使って作られていることに特別な感情を覚えます。日本の皆さんにはこれからも、オーガニックのカカオを使い、健康によいピープル・ツリーのチョコレートを食べ続けていただきたいです。

■ ココアの有機栽培についてエル・セイボはどんな支援をしてくれましたか。どうして有機農業が自分や地球にとって大切だと思うのですか。
年に3回、2日間のワークショップがあり、ココアの有機農法について教えてもらいます。エル・セイボができる前は病気になる農家の人が多かったので、健康の面からも有機農業は自分にとって大事です。

■ 今抱えている一番の問題は何ですか。
私の一番の心配は作物を襲う伝染病です。昨年は害虫が原因で収穫の半分を失いました。

■ オーガニックとは?
オーガニックのココアは価格が下がることがなく、それが強みだと言えます。全農家が同じ価格で支払いを受けています。

Interview #2

サントス・マシアス(44歳) マルセラ・マシアス(30歳)

■ 名前と年齢
サントス・マシアス(44歳) マルセラ・マシアス(30歳)

■ エル・セイボに入った理由と時期
父親が30年前にメンバーになりました。

■ エル・セイボのメンバーになって、暮らしや家族の状況はどう変わりましたか。
1.収穫したココアの輸送が楽になった
2.エル・セイボにココアを売ることで高い代価が得られる
3.エル・セイボからの経済的な支援

■ 日本のお客様へのメッセージ
私たちが栽培、収穫したココアは良質のオーガニックのココアです。とても健康によいものです。

■ ココアの有機栽培についてエル・セイボはどんな支援をしてくれましたか。どうして有機農業が自分や地球にとって大切だと思うのですか。
農薬は健康によくないので使わないように、と教えられました。ここまで来て教えてくれました。私にとって有機栽培は大変重要です。健康的で、私自身にとってもよいものだからです。

カカオの実を収穫するサントスさん


写真ギャラリー

カカオの木


カカオ栽培農家のミーティングの様子


カカオの実の収穫


カカオの実


カカオの実


カカオの実


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