ネパール・KTSが23周年をお祝い
ピープル・ツリーに手編みニット製品を届けてくれている、ネパールの生産者団体KTSは、社会的・経済的に弱い立場に置かれた人びとのコミュニティで子どもたちのための学校を運営し、大人たちが自立するためのスキルを習得する場を提供しています。
今月、KTSは設立23周年を迎えます。外交官やソーシャルワーカー、父兄、支援者、地元のゲストを迎え、小学校の生徒たちによるダンスや歌のパフォーマンスとともにお祝いのセレモニーが開かれました。
来賓のUNDP（国連開発計画）常駐調整官ロバート・パイパー氏が式典の開会を宣言し、小学校で優秀な成績を修めた生徒たちに賞品を、そして手編みとカーペットづくりの訓練生たちに賞状を手渡しました。
パイパー氏は、「KTSは、子どもの教育や大人の仕事の創出や職業訓練を通じ、何世紀にもわたり弱い立場に置かれてきた人びとが、自らの生活を改善する手助けをしてきました。KTSにはすぐれた職人の技術があり、右に出るものはありません。質の高い製品のマーケティングを通じ、アメリカ、カナダ、日本、イギリス、イタリアなどでもファンを増やしています」とコメント。
ピープル・ツリーは1999年よりKTSといっしょにものづくりをしてきました。そして、KTSとピープル・ツリーのパートナーシップは年々強くなっています。この冬は、ピープル・ツリーの秋冬コレクションで、クラフツマンシップたっぷりのKTSの手編み製品で、温かくすごしてください。
