KTS（ネパール）からのレポート

ピープル・ツリー／グローバル・ヴィレッジが支援しているネパールの生産者団体、クムベシュワール・テクニカル・スクール（KTS）より、新年のお祝いイベントの報告が届きました。ネパールでは、西暦のほかに、ビクラム暦という暦があり、生活の中で広く使われているそうです。

ピープル・ツリーではKTSの女性たちが手編みしたニット製品を取り扱っており、毎シーズン人気があります。フェアトレードによって公正な価格で、美しい手編み製品を取引することで、女性たちが安定した収入を得、家計を支える支援をしています。

また、ピープル・ツリーのNGO部門、グローバル・ヴィレッジの会員の皆さんからお寄せいただいた年会費やご寄付の一部も、KTSの運営する小学校の運営資金として毎年寄付しています。KTSの生産者の子どもたちだけでなく、地域の子どもたちが学費をほとんど負担することなく通うことができる小学校として、教育の機会を提供しています。また、今年の初めには図書館に本を寄贈するキャンペーンも開催し、190冊の本を寄贈しました。皆さまからのご支援で、生徒たちは安心して学び、文化行事などに参加することができます。

フェアトレードと、NGO的な教育プログラムへの支援が、子どもたちに将来の夢を実現するサポートとなっています。

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KTSの友人たち、そして支援者のみなさま

ナマステ！　ビクラム暦2068年の始まりにあたって、KTSより、みなさんが幸せで、健やかで平和で繁栄した1年を迎えられるよう、お祈りしています。

KTSでは、4月13日に新年のお祝いをしました。KTS小学校の生徒たちは文化行事を行い、Pirkko-Liisa Kyostila代理大使やソーシャルワーカー、父兄、支援者、海外からのゲスト、地域の人びとが参加しました。

みなさんに幸運をお祈りしています。

KTS代表
キラン・バハドゥール・カドゥギ

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