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ピープルツリーが
セールをする理由

「なぜフェアトレードなのにセールをするの?」
ときどき、そんな質問をいただくことがあります。

まずご懸念の背景にある想いにお答えしますと、値下げをしてもつくっている人たちに支払う金額は変わらないので、ご安心ください。

フェアトレードは、途上国でつくられたものを公正に輸入するだけの活動ではありません。

商品をお客さまであるみなさまにご愛用いただき、さらにピープルツリーが新たな発注をすることで、生産者に継続的な仕事を提供できるという「フェアなサイクルを繰り返す」ことが重要だと考えています。

手仕事で、手間と時間をかけてつくられた商品には、想いが込められています。

それを大切に扱い、廃棄処分することなくきちんと最後まで売り切り、「現金化」することは、次の仕事を発注するためにとても大切だと考えています。
(新品在庫の廃棄処分も、ファッション業界における大きな課題の1つです)

そのため、もっと多くの人に手に取っていただく機会を増やせるよう、季節に合わせて一部商品の価格を下げてご案内することもしているのです。



もっと詳しく知る 原材料・部品の調達、製造、在庫管理、配送、販売、消費までの一連の流れを「サプライチェーン」と言います。
ファッション産業のサプライチェーンは、長く、複雑(関わる業者が多く、グローバル展開)であることが特徴で、そのため全体を把握することが難しく、多くの問題が潜んでいます。

一般的なアパレルメーカーは企画に合わせて、商社などからすでにでき上がった素材を調達する仕組みです。サプライチェーンが細かく分断化、専業化されています。

一方、ピープルツリーのお洋服の多くは、コットンを手摘みするところから始まって、糸にし、生地を織ったり、ハンドプリントしたり……と、縫製の前段階でも多くの手間をかけています。

ピープルツリーは、「どこで、誰が、どんなふうにつくってくれたか」の一連を把握し、生産者に無理強いしない生産をしているため、一般のアパレルメーカーよりずっと長い生産時間を必要としています。

生産にかかる時間が長いということは、生産者団体にとっては、材料を調達する支払いをしてから商品を売った代金が入るまでにも時間がかかるということです。

そこでピープルツリーでは、生産者団体が安心して生産に取り掛かれるよう、商品をオーダーした時点で必要に応じて、代金に対して最大50%までを前払いしています。それにより、生産者団体は材料の購入や生産者への賃金の支払いに充てられます。
そして商品ができ上がり、現地を出港する時点で生産者への支払いは終えています。

このように、生産者団体へは最終的な販売価格にかかわらず同じ代金が支払われ、値下げの有無によって支払い金額やサポートが変わることはありません。

また、ピープルツリーは技術支援や細やかなフィードバックなど、金銭以外のサポートも行っています。こうしたピープルツリーの活動は、お客さまによって支えられています。いつもありがとうございます。

フェアトレードの活動は、「世界を変革する」ためのSDGsのゴールすべてに関わっています。

自分もハッピーになれて、より良い未来を創るのに貢献できるフェアトレードのお買いものを、これからもお楽しみいただけるとうれしいです。


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