• ファッションレボリューションウィーク
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  • 2023年4月のFT学校

「Fashion Revolution Week(ファッションレボリューションウィーク)は、ファッションにまつわる仕組みを改革しようという世界的なキャンペーンです。毎年4月24日を中心とした1週間に開催されます。今年は4月22日(土)~29日(土)です。

2013年4月24日、バングラデシュのダッカ近郊で、縫製工場が複数入ったビル「ラナ・プラザ」が崩壊。1,100名以上の方が亡くなり、2,500名以上の方が負傷するという痛ましい事故が起こりました。前日から壁に亀裂が見つかっていたにも関わらず、稼働を続けることで起きた人災です。

この事故により、働く人の安全性よりも納期や理不尽なコストカットが優先されるファッション産業の構造的な問題、そして「自社ブランドの服を、誰が、どこで、つくっているのかわからない」というサプライチェーンの不透明さが浮き彫りとなりました。

ラナ・プラザのような悲劇が二度と起きないように、ファッション産業の透明性を求める世界的なキャンペーンが、ファッションレボリューションです。

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映画『メイド・イン・バングラデシュ』では、搾取工場と呼ばれる過酷な労働環境の中で働く女性たちの奮闘が描かれています。主人公を通じて、フェアトレードではない生産現場の様子や男尊女卑の社会、さまざまな課題がリアルに浮かび上がってきます。

ラナ・プラザの事故から10年が経ち、縫製工場で働く人々の労働環境は、世界中の活動家たちの地道な働きかけにより改善も見られましたが、まだまだ十分とは言えません。問題の根本には、理不尽な安さを求める消費者の欲求があり、それをかなえるための大量生産&大量廃棄が挙げられます。

映画を見ることで生産背景の一端を知り、私たちに何ができるのか、一緒に考えてみませんか?

プチトークイベントを開催しますので、ファッションレボリューションのアクションのアイディアなどを自由に話し合いましょう。

解決策の1つとして「フェアトレードのものづくり」についての解説や映画の補足情報、ご質問にも分かる限りお答えいたします。(耳だけ参加も歓迎です!)

詳細・チケット申し込みはPeatixからご覧ください。


映画紹介

 

〈公式サイトより、あらすじ〉
23歳のシムは、首都ダッカの衣料品工場で働いている。女性たちがせわしなくミシンを踏み続ける中、工場では男性幹部が威張り散らし、泊りがけも余儀なくされるほど環境は厳しく、給料は未払いが続いていた。家では夫が働かず、シムが働いて得たお金をアテにする毎日。そんなある日、労働者権利団体のナシマ・アパに声をかけられたシムは、同僚たちを説得し、労働組合の結成を目指して立ち上がる。仲間たちと労働法を学び、署名を集め組合結成に向け奔走するが、工場幹部からの脅し、夫や同僚の反対など、さまざまな困難が待っていた…。

  

 

 

公式サイトはこちら>

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ピープルツリーはフェアトレード専門ブランドとして、すべての商品において生産背景の透明性を確保しています。
つまり、「誰が、どこで、何を使って、どんなふうにつくったか」を把握しています。

生産者団体は、「フェアトレードの10の指針」に基づくものづくりによって、つくり手の経済的自立を支えています。安全な職場での継続的な仕事の提供、話し合いによって決められる賃金、技術取得や権利について学べるなど多様な研修もあります。

また、子どもたちの教育支援や健康管理など、その家族や地域にも貢献するさまざまな活動をしています。

ピープルツリーでのお買いものは、そうした生産者団体の活動を支援することにつながります。

お買いものをするとき、お気に入りの商品をつくってくれたのはどんな団体で、どんな活動をしているのか、ぜひ生産者情報もご覧になってください。

 

▼オンラインショップの商品ページに掲載されている生産者情報

 

▼商品タグに掲載されている生産者情報

 

手仕事の技法ごとに生産者をまとめた紹介はこちら>


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私たち1人ひとりがアクションを起こすことが、ファッション産業の在り方を変えるための「レボリューション(革命)」につながります。

「ファッションレボリューション」という言葉を知って、もっと知りたい!具体的には何をしたらいいの?という方のために、ヒントをまとめました。

 

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