「ネパールの子どもたちへ本を届けよう！」キャンペーン
フェアトレードの手編みニット製品を1点お買い上げいただくごとに、ネパールの子どもたちに本が1冊届きます！
ピープル・ツリーの手編みニット製品の多くを届けてくれるネパールの生産者団体「KTS」。KTSが地域の子どもたちのために運営する小学校では、新たに図書館を設立しましたが、資金が足りずまだ十分な数の本がありません。
そこでピープル・ツリーでは、KTSの子どもたちに本を贈るキャンペーンを行います。
2011年1月14日（金）〜2月14日（月）の期間中、ピープル・ツリー通販、直営店および全国のお取扱店舗（一部店舗をのぞく）にて、ネパールの生産者団体「クムベシュワール・テクニカル・スクール（KTS）」の女性たちが手編みしたニット製品を1点お買い上げいただくごとに、ピープル・ツリーよりKTS小学校の図書館へ本を1冊寄贈します。
今回のキャンペーンでは、日本とイギリスのピープル・ツリーから、あわせて全生徒320人分の本を贈るのが目標です。
ぬくもりあふれるニット製品を手に入れて、子どもたちの教育を応援するキャンペーン、ぜひ参加してください！
算数、地理、スペリング（英語のつづり）や環境クイズ、物語の本が、子どもたちの学ぶ環境に大きな変化をもたらします。
ネパールのカトマンズ渓谷にあるKTSでは、直接・間接雇用あわせて2,500人を超える女性たちが手編みの仕事を得ています。フェアトレードによって、生産者は公正な賃金の支払い、継続的な注文、技術指導などに加え、医療・社会的サポート、保育、成人の識字教育、ローンなどのサービスを受けることができます。
■KTS （クムベシュワール・テクニカル・スクール）について
http://www.peopletree.co.jp/fairtrade/partner/kts.html
KTSは、1983年にネパール・カトマンズで、「ポデ」と呼ばれる最下層カーストのコミュニティを支援するために設立されました。
ポデの人びとは、街路の掃除と人間の排泄物処理を仕事とするよう定められていました。報酬はとても少なく、家庭の残飯しかもらえないこともありました。極度の貧困の中での生活を強いられているため、仕事を変わりたいと思っても、生産手段や技術を持たない彼らには不可能な話でした。
ピープル・ツリーとKTSは、過去16年間にわたりパートナーとしてフェアトレードを行ってきました。現在、KTSへの発注の7割がピープル・ツリーからのものです。また、ピープル・ツリーはKTSへ技術指導、マーケティング、デザイン支援も行っています。手編みにより、美しい製品だけでなく、女性たちの働く機会が生み出されています。
■KTSについてもっと知る
サフィアのブログ
・2010年10月「手編みに夢中！」
http://blog.peopletree.co.jp/2010/10/post_87.html
・2009年11月「世界の子どもの日 - 子どもの権利条約採択から20周年」 http://blog.peopletree.co.jp/2009/11/_20.html
・2006年3月「ネパールへ」
http://blog.peopletree.co.jp/2006/02/post_71.html