フェアトレードとは
人と地球にやさしい貿易
フェアトレードは、人と地球にやさしい貿易のしくみです。アジアやアフリカ、中南米などの女性や小規模農家をはじめとする、社会的・経済的に立場の弱い人びとに仕事の機会をつくりだし、公正な対価を支払うことで彼らが自らの力で暮らしを向上させ、自立できるよう支援します。
ピープル・ツリーでは、貧困と環境問題の解決を目指して、WFTO(世界フェアトレード機関)が定めるフェアトレードの基準(Fair Trade Standards)を守り、製品を開発・販売しています。小規模農家や手工芸職人に継続的に仕事をつくりだし、製品がつくられる背景の透明性を保ちます。また、農薬や化学肥料に頼らない自然農法や、生産地で採れる自然素材と伝統技術、手仕事を活かした生産によって、持続可能な社会の実現を目指しています。
フェアトレードがもたらす違い
途上国の多くの地域に、豊富な自然資源と伝統の技術を持ちながら、商品開発のノウハウや商品を販売する市場の情報を持たない人びとがいます。貧しさから抜け出すために立ち上がり、自立の努力をしている人びとを、ピープル・ツリーは支援します。現地の技術を生かしつつ日本の市場に受け入れられるデザインのアイディアを提供したり、品質向上のために技術研修の資金援助をしたり、原料や設備の調達に必要な場合は代金の半額を前払いして、国際貿易に参加できるよう生産者を支えます。
こうやって生産者パートナーと共に完成させた商品を、年3回、通販カタログ「ピープル・ツリー」で紹介します。カタログは会員への送付や書店販売、全国350店の商品取扱店、直営店を通じて約40,000人の手に渡ります。ピープル・ツリーは、現地から届く商品の品質チェックをし、販促活動に努め、そして通販やオンライン販売、小売店を通じてお客様の元にお届けします。
フェアトレードは、生産地で豊富に採れる原料や、現地の伝統的な手工芸の技術を活かした、環境を害さない持続的な生産を支援します。自分の暮らす村で仕事の機会があれば、人びとは出稼ぎのために村を離れ都市のスラムで暮らしたり、食べるに事欠くような低賃金や劣悪な労働環境に苦しむこともなくなるのです。
フェアトレードによって日々の暮らしに充分な賃金が確保できれば、人びとは地域の絆も取り戻すことができます。井戸を掘ったり、衛生設備を整えたり、学校を建てたりして生活の基盤を築き、子どもたちは学校で読み書きを覚えます。こうして、地域発展のためのさまざまな活動が展開し、人びとは人として尊厳ある暮らしを送れるようになるのです。
フェアトレードの理念を守りながら健全な事業を継続してゆくために、ピープル・ツリーは2年に1回、生産者、小売店や通販のお客様、スタッフなど、各分野の関係者に事業を評価してもらう「ソーシャル・レヴュー」を実施しています。
フェアトレード商品と情報の流れ
フェアトレードが支援するのは、途上国の中でもさらに立場の弱い、農村部の女性や小規模農家、都市のスラムに住む人びとなどです。
このような人びとが、ものをつくることを通じて自立を果たすことができるよう、ピープル・ツリーは現地のNGOや共同組合と連携して、日本の消費者との橋渡しをします。
ピープル・ツリーは、商品がどこで誰によってどのようにつくられたかという情報を、商品と共に伝えます。消費者は、商品を買うという行動を通じて、貧困や環境破壊といった問題の解決に参加することができるのです。
